【移植#59】QQEの矢印を確定足だけにする — メインチャートへ安全に表示¶

この記事の3行まとめ
- QQEの計算線とメインチャート矢印を別インジケータへ分ける
- RSI平滑線の50クロスを、確定したバーだけで判定する
- 現在形成中のバーは常に空にし、矢印の後付け移動を抑える
原典の問題は「どこへ描くか」だった¶
原典は、サブウィンドウで計算するQQEのシグナルをメインチャートへ出す方法を整理しています。候補は、矢印をチャートオブジェクトとして作る方法と、別インジケータで計算結果を呼び出す方法でした。MQL4のバッファ数制限を避けるため、計算と表示を分離する発想も紹介されています。
MT5では確定足のバッファへ分離する¶
今回の配布版は、#58の平滑RSIと同じ入力を使い、期間合計を平滑期間で割った平均値で50ラインのクロスを判定し、矢印バッファへ直接描画します。上抜けは安値の下、下抜けは高値の上へ配置します。
重要なのは、インデックス0(現在形成中のバー)を必ずEMPTY_VALUEにすることです。クロス判定は確定バー同士で行うため、ティック更新中に矢印が出たり消えたりする表示を避けられます。
59_QQE_Confirmed_Arrows_v1_01.mq5 をダウンロード
#58との使い分け¶
58はQQE風の平滑線を確認するための表示です。#59はその計算からクロスだけを取り出し、メインチャート上で位置を確認する補助表示です。矢印が出たことは売買推奨を意味せず、RSI平滑線が50ラインを確定足で跨いだという事実だけを示します。¶
検証結果¶
専用MT5(Build 6090、EURUSD・H1)でインジケータと独立capture EAをコンパイルし、エラー0・警告0でした。インジケータをメインチャートへ実際に装着し、確定足の上矢印26件・下矢印27件をバッファで確認してから撮影しています。画像エラーは0で、注文・ポジション操作はありません。
まとめ¶
サブウィンドウの指標をメインチャートへ持ってくるときは、計算と表示を分けると仕様が明確になります。さらに現在足を判定対象から外せば、見た目の矢印を確定情報として扱いやすくなります。
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