【移植#64】アンディの雲をMT5へ — 一目の雲を平行移動して描く¶

この記事の3行まとめ
- 転換線と基準線から先行スパンA、期間高安から先行スパンBを計算する
- 2本の雲境界を26本先へ平行移動し、その間を2色で塗り分ける
- 実機でバッファ値とチャート装着を確認した緑・紫の雲を掲載する
原典の「アンディの雲」¶
原典は、一目均衡表の雲を平行移動させたいという要望から、別チャートで表示されていたアンディの雲をMT4へ再現した記事です。業者間でローソク足の区切りが違うため完全一致は難しいものの、計算式と移動方向を比較していました。
MT5での計算¶
今回のインジケータは、期間9の転換線と期間26の基準線から先行スパンAを作り、期間26の高値・安値の中間を先行スパンBとします。2つの計算系列へPLOT_SHIFT=26を設定し、中心線の値を26本先へ平行移動します。
DRAW_FILLINGで2本の間を緑・紫に塗り分け、さらに明るい境界線を重ねています。そのため、雲の向きと26本先への移動をチャート上で確認できます。これは売買シグナルを発生させるEAではなく、計算と表示位置を検証するインジケータです。
64_Andy_Kumo_Shifted_v1_01.mq5 をダウンロード
注意点¶
時間足の区切り、ヒストリーの欠損、ブローカーのサーバー時刻が違えば、他社チャートとの見た目はずれます。また、先行表示は未来の価格を予測しているのではなく、現在までの計算値を右へ表示しているだけです。
検証結果¶
専用MT5(Build 6090、EURUSD・H1)でインジケータと独立capture EAをコンパイルし、エラー0・警告0でした。撮影前にインジケータがチャートへ装着されたことと、200本の有効値のうち187本で2本の境界に差があることを確認しています。画像はエラー0で取得でき、注文・ポジション操作はありません。
まとめ¶
一目の雲を平行移動したい場合、計算式と描画シフトを分けて考えると実装が明快です。MT5では2つの計算系列を塗りつぶしと境界線へ割り当て、PLOT_SHIFTを使ってアンディの雲を実チャート上に再現できます。
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